「少女さとり 〜 3rd eye」のピアノアレンジ３バージョンです。
ふゆつきあおいさん用にアレンジしたといっても過言ではないような、
むしろそれ以上でもそれ以下でもないような代物です。
ただアレンジするだけではおもしろくないと考え、３バージョン用意しました。
ver.1「潜像」 : ３声のアレンジ。
スタッフ間での通称 "猫の手でも借りて弾いてね♪なアレンジ"
お空が両手で弾き、お燐が真ん中のパートを付け足すようなイメージです。
ver.2「心像」 : 普通に弾くのを想定したアレンジ。
これを弾くとしたら、やっぱりさとりなのかな？
心的外傷や公的抑制？を抱えつつも、当たり散らす事ができない苦しみを
鍵盤に叩き付ける事で癒すでもなく、ただもがくだけのような。
しかしその行為さえも新たな要因として自らを更に執拗に圧迫させる。
あなたの心の声がいかにわたしの胸を突き破ろうとも、あなたの痛みには適いやしない。という痛み。
ちなみにこちら、アレンジ作業中に描いたラクガキ → pixiv
ver.3「偶像」 : こんなのもどう？っていうアレンジ。
こいしが無意識的に姉を気遣うのか慰めるのか、全然そうでもないような
途中からゾンビフェアリーが参加したら、美しく暖かい家族のできあがり、ってな具合かな？
さとりがもがき苦しむのを、こいしが少し離れた場所で全然違う見方をさりげなく提示する。
古明地姉妹だけでなく、地霊殿の面々には本当にいい関係でいて欲しいです。
或いは、心的外傷が刻まれる瞬間の映像のスローモーション的な場面でのBGMみたいな。
今回の趣旨からは大きく外れているものの、個人的に非常に推したいアレンジなので収録します。
CDの収録時間は短いですが、今作は楽譜が主役です。
楽譜はA3用紙を使用し、実際に演奏に耐えうる仕様を目指しました。
ただし、くらげUFOの意向により敢えて演奏記号を排除し、アレンジ共々大変シンプルな構成となっています。
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